トランプ大統領は5月29日、中国からの輸入品に500億ドルの関税を課す手続きを進めること、そして中国による米国技術の取得を取り締まる広範な活動の一環として、米国ハイテク産業への中国投資を制限する新たな案を発表した。スティーブン・ムニューチン財務長官(Steve Mnuchin)が、「中国との貿易戦争は保留状態である」と発言してから10日も経っていない中で発表された今回の動きは、北京で行われる両国間の貿易摩擦緩和を狙いとした協議に向かう商務省(Department of Commerce)のウィルバー・ロス長官(Wilbur Ross)に交渉材料を作り出すことを意図したもののようである。