国際エネルギー機関(International Energy Agency: IEA)が発表した世界エネルギー概況シリーズ(World Energy Outlook Series)の「オフショア・エネルギー概況(Offshore Energy Outlook)」によれば、パリ気候協定の目標を達成するために将来的な低炭素エネルギー混合を実現する上で、オフショア風力の役割が増大すると見ている。そしてこれには増大的な投資が必要とされている。現在、オフショア風力が世界の電力に占める割合はわずか0.2%であるが、IEAによる2040年までの「持続可能な開発シナリオ(Sustainable Development Scenario: SDS。世界の気温上昇は摂氏2度以下に抑制するエネルギー・システム)」において、その割合は約4%に上昇するという。このシナリオではオフショア風力への資本投資は2040年までを通じて合計約1兆ドルに達する。その最大市場は引き続き欧州で、次に中国と見られている。
Axios “IEA sees bigger role for offshore wind to meet climate goals” (5/4/18)