EPA、木材を「カーボン・ニュートラル」と定義

環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)は4月23日、「今後は、多くの規制目的において、木材をカーボン・ニュートラルと定義する」と発表した。EPAのスコット・プリュット長官(Scott Pruitt)は、「今回の発表は、森林バイオマスのカーボン・ニュートラリティに関して、米国の森林業者が強く求めていた確実性と明確性を認めるものである」と述べたが、多くの環境保護グループやエネルギー専門家は、「木材が気候に優しい燃料であるかどうかについて、科学はまだまだ不確かである」と主張している。サイエンス誌(Science)の寄稿者であるワレン・コーンウォール氏(Warren Cornwall)は昨年、「森林製品業界は長い間、化石燃料から移行しようとする国において、『森林は発電のための魅力的な燃料である』との見方を確立するため、カーボン・ニュートラルの定義を長い間にわたって推進している」と述べていた。プリュット長官は、新しい政策ガイダンスを発表する意向であるが、そのガイダンスが実質的な影響を及ぼすのにどれぐらいの時間がかかるかは不透明である。

Science “U.S. EPA says it will define wood as a ‘carbon-neutral’ fuel, reigniting debate” (4/24/18)