米国アカデミー(National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine)は、「超高輝度速度レーザーにおける機会:最高輝度を目指して(Opportunities in Intense Ultrafast Lasers: Reaching for the Brightest Light)」と題する報告書を発表した。それによれば、超高輝度かつ高速のレーザー革命において、米国は欧州とアジアの諸国に後れを取っているという。こうしたレーザーは、製造や医薬、国家安全保障などの分野で広範な利用方法が考えられている。現在、こうした高輝度レーザー・システムの80~90%は米国外にあり、現在建設中あるいは建設された最強研究レーザーも全て米国外にある。報告書は、この分野で米国の位置づけを向上させることを目的として、①エネルギー省(Department of Energy)はこれらのレーザーの科学・応用・技術を支援する広範なネットワークを創出する、②エネルギー省は、大規模でオープン・アクセスの高輝度レーザー施設を少なくとも一つ作り、同省の複合的機能の中でその他の主要科学インフラを活用することなど、5つの勧告を提示している。