ブルッキングス研究所(Brookings Institution)のメトロポリタン・ポリシー・プログラム(metropolitan Policy Program)は、「デジタル化と米国民労働力(Digitalization and the American workforce)」と題する報告書を発表した。全産業で90%の労働力を構成する545の職業について、2001年以降のデジタル度(デジタル知識及び活動の重要度)の変化を分析したものである。それによれば、デジタル技術の習得は現在、米国労働者、産業、都市圏が経済的に成功するための必須条件であるという。報告書はキーファインディングとして、①賃金:デジタル度が高い職業の平均年収(2016年)は7万2,896ドル(2010年以来0.8%増)となっている一方、デジタル度が中程度の職業のそれは4万8,274ドル(同0.3%増)、デジタル度が低度の職業のそれは3万393ドル(同0.2%減)となっている、②雇用成長:デジタル度が高度及び低度の職業の雇用は急成長している一方、中程度の職業(オフィス事務、教育など)の雇用の伸びは鈍化している、などを挙げている。