エネルギー省、地熱の深部直接利用のフィージビリティ研究に最高400万ドルを助成

エネルギー省(Department of Energy)は6月30日、地熱の深部直接利用(Deep Direct-Use: DDU)の研究に取り組む6件のプロジェクトに最高400万ドルを助成すると発表した。受益プロジェクトは、大規模な低温深部地熱システム及びカスケード(段階的)表面技術のフィージビリティ研究を実施する。これらのプロジェクトにより、地熱エネルギーの範囲はこれまで未利用となっている地域(アパラチア盆地、イリノイ盆地、テキサス州のメキシコ湾岸地域など)まで拡大される。新興技術であるDDUはまだ米国内では十分に活用されておらず、実現可能性があれば、米国内のより低温な資源から直接地熱エネルギーを配電できる可能性がある。DDUの大規模利用が可能になれば、軍事基地や病院複合施設、オフィスビルなど大規模なエネルギー・エンドユーザー向けに従来型の地域冷暖房システムに取って代わる可能性がある。今回受益するのは、コーネル大学(Cornell University)、国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory)など6機関となっている。
Department of Energy “Energy Department Announces up to $4 Million for Geothermal Deep Direct-Use Feasibility Studies” (6/30/17)