エネルギー省、先端技術に3,200万ドルを助成

エネルギー省(Department of Energy)は6月14日、エネルギー高等研究局(Advanced Research Projects Agency-Energy: ARPA-E)による二つの新たなプロジェクトの一環として、合計16件のプロジェクトに最高3,200万ドルを助成すると発表した。一つは、「エネルギー効率に優れた光波総合技術の実現ネットワークによるデータセンターの強化(Energy-efficient Light-wave Integrated Technology Enabling Networks that Enhance Datacenters: ENLITENED)」で、データセンター内の機器間の情報伝達に使われている現在の金属相互接続の問題を、エネルギー効率の高い光学相互接続の進展で克服しようというもの。9件のプロジェクトに合計2,500万ドルが助成される。もう一つは、「電力窒化物ドーピング・イノベーションによる機器のスイッチ実現(Power Nitride Doping Innovation Offers Devices Enabling SWITCHES: PNDIODES)」である。こちらは、現在のパワーエレクトロニクスのベースとなっているシリコンには物理的限界があり、より効率性に優れた窒化ガリウムなどの広バンドギャップ半導体が注目されている中、その生産面の具体的な課題に対処しようとするものである。こちらは、7件のプロジェクトに合計690万ドルが助成される。
Department of Energy “Department of Energy Advances $32 Million in Funding for Advanced Technologies” (6/14/17)