胚性幹細胞研究への連邦助成を認める法案が年末までに成立しなければ、同研究に対する連邦政府支援を厳しく制限するブッシュ前政権時の政策に戻る可能性が指摘されている。しかし残りの会期日数が少ないことや、8月に連邦判事が、「オバマ政権による新たな胚性幹細胞研究への連邦助成承認は違法である」と裁定したこと(控訴裁判所が裁定するまでは現行政策の継続が暫定的に認められている)の影響、上院の共和党議員が「ブッシュ政権による減税措置の継続に向けた何らかの対策を優先し、議論を呼びそうな法案への対応を見合わせる」としていることなどから、胚性幹細胞への支援を謳った法案が年末までに成立する可能性が危ぶまれている。
THE HILL “Bush stem cell policy may return” (12/02/10)