EPA気候変動規制 撤廃は難航の見方が大勢

AXIOSは2月27日、トランプ政権が環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)の2009年気候変動に関する危険性の認定の撤回を目指しているものの、専門家らは実現は極めて困難との見方を示していると報じた。この認定は、温室効果ガスが現在および将来世代の公衆衛生と福祉を脅かすと結論付けており、自動車メーカーや電力会社に対する排出規制がこれに基づいて定められている。今回の決定に対し、シカゴ大学気候持続成長研究所(University of Chicago’s Institute for Climate and Sustainable Growth)のマイケル・グリーンストーン所長(Michael Greenstone)はカリフォルニア州の山火事や記録的な高温など気候変動の影響が既に顕在化している中での撤回は非現実的との見解を示した。専門家らも、今、目にしている全ての現象が温室効果ガスに起因していないという証拠の提示が必要で、認定撤回のハードルは極めて高いと指摘した。業界団体も訴訟リスクの観点から撤回に慎重な姿勢であるという。

AXIOS “Trump plan to gut science behind EPA climate rules faces long odds, experts say” (02/27/25)
https://www.axios.com/2025/02/27/climate-change-endangerment-finding-overturn