米国の投資家所有型ユーティリティ機関は、2024年に597億ドル(試算)を送電システム投資に充当した。これは、資本支出の最大部分を占める。ユーティリティ機関は、送電システム計画を策定するため、広範な分析を実施するが、多くの区域の規制当局や関係機関は、どのようなデータが利用可能なのか、ユーティリティ機関は計画や投資でどのようにデータを使用しているのかを知らない。ローレンス・バークレー国立研究所(Lawrence Berkeley National Laboratory)が発表した報告書「送電計画データ及び分析に関する溝をふさぐ:ユーティリティ機関が規制当局や州エネルギー局、その他の関係機関に提供できる情報(Bridging the Gap on Distribution Planning Data and Analysis: Information That Utilities Can Provide Regulators, State Energy Offices and Other Stakeholders)」は、ユーティリティ機関が送電システム計画を策定するために使用しているデータや分析の種類、それらの情報がユーティリティ機関の意思決定にどのように影響するのかについて、理解を高めることを狙いとしている。データを共有することで、ユーティリティ機関が計画する資本投資や、運用及び維持管理に関する支出に透明性がもたらされる。