エネルギー省(Department of Energy)の燃料電池技術局(Fuel Cell Technologies Office)は9月11日、「2016年燃料電池のビジネス事例(2016 Business Case for Fuel Cells)」を発表した。米国民間企業における最近の燃料電池導入実績を概説したもので、今年の報告書のハイライトとして、①ホーム・デポ社(Home Depot)は現在、国内最大の置換型燃料電池設置企業である(全国140か所以上で設置)、②イケア社(IKEA)は、カリフォルニア州とコネチカット州で新たに合計5店舗で燃料電池を導入した、などが挙げられている。米国政府は主にエネルギー省を通じて、初期段階の研究開発に重点を置いている一方、産業界は燃料電池と水素の最新技術の商業化及び導入に成功しており、これらは現在、目に見える恩恵をもたらしつつある。民間部門による初期の燃料電池導入状況を監視することは、今後の研究開発活動の指針となる貴重なフィードバックにつながっている。
Department of Energy “U.S. Department of Energy Releases 2016 Business Case for Fuel Cells, Highlights Private Sector Investment” (9/11/17)