米国政府による見習い制度(apprenticeship program)には、拡大の機会が数多くあるが、現在のところ、本制度は比較的限られた職種に限定されており、空きも少ない。見習い制度への投資拡大には、超党派の支持があるものの、その前に同制度の現状を確認する必要があるとされている。バーニンググラス・テクノロジーズ社(Burning Glass Technologies)がハーバード・ビジネス・スクール(Harvard Business School)の「職の未来の管理プロジェクト(Managing the Future of Work Project)」と行った共同研究の結果によれば、現在米国の見習い制度に参加している者は約41万人いる。上位27職種のうち、17種は「建設関連(Construction and Extraction occupational family)」となっており、その他は、「設置・維持管理・修繕(Installation, Maintenance and Repair)」「生産(Production)」である。加えて、これらの職種は見習い制度からのみ労働者を得ているわけではない。更に、これらの中には、新しい職種が含まれていない(ITやサービス系の職種がない)。こうした上で、研究結果は、見習い制度の対象となる職種を拡大することで、更なる雇用機会につながる可能性があることを示唆している。
Building Glass Technologies “Who Are the Apprentices in the U.S.?” (11/30/17)