主要STEM賞受賞者、留学生など海外出身が大半 CSET調査

安全保障・新興技術センター(Center for Security and Emerging Technology: CSET)は9月14日、国内の科学・技術・工学・数学(Science, Technology, Engineering, Mathematics: STEM)分野における国際人材の受け入れ経路を分析した調査報告書を公表した。これによると2014年から2024年にノーベル賞やその登竜門であるラスカー賞ほか、チューリング賞などのSTEM賞を受賞した米国在住者550人のうち47%が外国出身で、その約3分の2が留学生であったことがわかった。また残り3分の1もほぼ全員が博士研究員(ポスドク)や客員研究員として米国に来ており、米国の高等教育機関が世界最高峰の人材を引きつける極めて重要な人材獲得経路として機能しているという。一方で、入国規制やオプショナル・プラクティカル・トレーニング(Optional practical training: OPT、留学生に対する専攻分野での職業体験)の制限といった現政権による政策変更がこれらの経路を阻んでいるとし、CSETは科学技術分野での国際的な優位性維持に向け、若手研究者育成が重要になると指摘した。

CSET “How Global Talent Pathways Shape U.S. STEM Award Achievement” (09/14/26)