連邦議会はようやく2018年度(昨年10月に始まった)の歳出計画をまとめ、トランプ大統領は3月23日、1兆3,000億ドルとなる歳出法案に署名し、法制化した。同法案は、ホワイトハウスが提案した研究機関の予算大幅削減を概ね拒否し、多くの場合、大幅な増加をもたらしている。これは、今年初めに、軍事・非軍事の歳出上限を引き上げることで合意したことが大きい。これによって議員は今年度と来年度に更に3,000億ドルの歳出が可能になった。具体的には、国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)の歳出予算は、30億ドル増(8.3%増)の370億ドルとなり、上下両院の提案を上回った。同様に、米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の歳出予算は3.9%増の780億ドル、エネルギー省(Department of Energy: DOE)の科学局(Office of Science)の同予算は15%増の62億6,000万ドルとなった。
Science “Trump, Congress approve largest U.S. research spending increase in a decade” (3/23/18)