3月18日、アリゾナ州で試験走行を行っていたウーバー社(Uber)の自動運転車が歩行者をはねて死亡させるという事故が起きた。自動車が走行していたところは人通りが少なく、複雑な道でもなかったという。国家運輸安全委員会(National Transportation Safety Board: NTSB)が5月24日に発表した予備報告では、ウーバー社のシステムは設計通りに機能し、ソフトウェアあるいはセンサーの故障は起きていなかったことが明らかとされた。具体的に、周囲の目的物を検知するシステムは最初、歩行者を「未知の物体」と検知し、その後自転車であると検知した。しかし、その物体の速度と方向性、自分(車)の速度と方向性に関する予測を誤ったという。また、自動運転車は衝突の直前に緊急ブレーキの必要があると認識したものの、急激な減速が発生しないよう、コンピューターが急激なブレーキを行うことはできないようになっていた。
The Atlantic “Uber’s Self-Driving Car Didn’t Malfunction, It Was Just Bad” (5/24/18)