アイダホ国立研究所(Idaho National Laboratory)は10月4日、提案されている「高速スペクトル試験炉」のモニタリング及び実験の実施に必要とされる器具とツールを開発するため、13件の大学主導型プロジェクトに約390万ドルを提供すると発表した。プロジェクトは、エネルギー省(Department of Energy)の原子力エネルギー局(Office of Nuclear Energy)多目的試験炉(Versatile Test Reactor)プログラムを通じて選出されたもので、新種の試験炉の概念設計とコスト試算を策定する努力の一環である。エネルギー省の原子力エネルギー諮問委員会(Nuclear Energy Advisory Committee: NEAC)は2017年の報告書の中で、「エネルギー省と原子力エネルギー局は、新試験炉を支えるための予備的概念設計計画活動を即時進めるべきである」と勧告しており、この勧告に沿う形で、原子力エネルギー局は多目的試験炉プログラムを設立した。