キーストンXLパイプラインの開発事業者、プロジェクトの廃止を決定
キーストンXL(Keystone XL)パイプライン・プロジェクトを進めていた開発業者のTCエナジー社(TC Energy)は6月9日、同プロジェクトを廃止することを明らかにした。米国とカナダの国境をまたぎ、十年以上にわたって論争的となっていたキーストンXLプロジェクトについて、オバマ元大統領は米国の認可を拒否し、トランプ前大統領は就任3日目に建設に許可を付与したが、バイデン大統領は就任直後にその許可を取り消していた。同プロジェクトは、気候変動やパイプラインの安全性、領域や雇用をめぐり、国境をまたぐ論争や経由地となる州での争いを引き起こしていた。TCエナジー社によるプロジェクト廃止の知らせを受け、十年以上を費やしてきたプロジェクト反対派や民主党は賛意を示し、共和党やプロジェクトを支持していた石油・天然ガス業界幹部は決定を嘆き、バイデン大統領を非難した。 Washington Post “Keystone XL pipeline developer pulls plug on controversial project” (6/9/21)