米中経済安全保障委員会(USCC)、「安全保障の懸念から、米国は対中投資を制限すべき」と提案
議会によって設立された米中経済安全保障委員会(U.S.-China Economic and Security Review Commission: USCC)が作成した「2021年年次報告書(2021 Annual Report to Congress)が11月17日に公表された。USCCは報告書の中で、米国は中国との商業的関係を抑制するため、より積極的な策を講じることを提案し、国家安全保障上のリスクが高まっていることを警告した。米中間では、報告書発表の2日前に両国首脳によるオンライン会談が行われた所である。米中間の舌戦は激化しているものの、両国間の貿易不均衡は、米政府が中国からの輸入品に関税を科した2018年以前の水準まで戻り、中国への米国資本の流入は増大している。報告書は、中国への米国投資を制限すること、米国株式市場に上場し、中国ビジネスを行っている企業(変動持分事業体(variable interest entity: VIE))への投資を制限することなどを提案している。 Wall Street Journal “U.S. Should Restrict Investment in China Due to Security Concerns, Panel Says” (11/17/21)