NSF、外部諮問委員会をほぼ全廃

サイエンス誌(Science)は4月15日、米国科学財団(National Science Foundation: NSF)が、科学界からの助言を得るために設けられた外部諮問委員会をほぼ全廃したと報じた。2月19日に発令された、連邦政府縮小を命じる大統領令(on commencing the reduction of the federal bureaucracy)に対応するもので、11の委員会メンバーは解散についてメールで通知されたという。廃止された委員会は、NSFにおける8つの部局のうちの7つで、生物学から工学に加え、国際プログラムやサイバーインフラ、環境研究・教育といった分野横断的な活動にも助言を行っていたが、今回の廃止により外部専門家の意見を得る機会を失うことになる。NSFは、議会によって義務付けられた諮問委員会2つについては残し、最小限の諮問委員会体制における透明性の維持に尽力するとしている。これらの諮問委員会は、1980年に設置された科学技術における機会均等確保に関する委員会と、2022年に設置されたCHIPS・科学法(CHIPS and Science Act)に関する委員会である。

Science “NSF scraps most outside advisory panels” (04/15/25)
https://www.science.org/content/article/nsf-scraps-most-outside-advisory-panels