夢のエネルギーとされる核融合電力へ向けて、劇的な一歩が踏み出される可能性が出てきた。マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology: MIT)と新しく設立された非公開企業、コモンウェルス・フージョン・システム社(Commonwealth Fusion Systems: CFS)が協力し、次世代の核融合実験及び先進の高温超電導体(連邦政府による数十年の基礎研究支援によって実現した)に基づく発電所へとつながる迅速かつ段階的な研究を実施することとなった。CFSは3月9日、この取り組みに対してイタリアのエネルギー企業、エニ社(Eni)から5,000万ドルの投資を受けること、さらなる投資家を模索し続けることを発表した。CFSは、MITとの協力の一環として、MITによる融合研究に資金を提供する。最終的な目標は、核融合エネルギーの迅速な商業化と新産業の確立である。