APS 大規模CO₂除去技術の有効性を提言

米国物理協会(American Physical Society: APS)は1月27日、大規模な二酸化炭素除去(Carbon Dioxide Removal: CDR)技術が、気候変動対策に重要な役割を果たす可能性があるとし、その導入における膨大なエネルギーと資源の必要性について、同協会のホームページで報告した。同協会はCDR技術の技術的概要と物理的制約について、排出削減戦略と併用する必要性を強調したうえで、これまでの排出削減努力を妨げないよう、政府と産業界に対応を促している。さらに、大規模なCDR技術の実施には多くの課題を伴うものの、気候目標達成には不可欠とし、選択的な研究開発の継続を呼びかけている。報告書は、オープンアクセス学術誌の「PRXエナジー(PRX Energy)」にて、研究結果を考察する論説とともに掲載される予定で、2月27日午後12時(東部標準時)にはウェビナーとQ&Aセッションの開催も予定されている。

American Physical Society “Atmospheric Carbon Dioxide Removal (CDR) Report” (01/27/25)