米判事、カリフォルニア州2市による気候変動訴訟を却下するも「科学は健全」と指摘

カリフォルニア州のサンフランシスコ市とオークランド市が、シェブロン社(Chevron Corp.)、BP社(BP PLC)など石油大手5社を相手取り、「石油企業は、燃焼されると公共の不快感をもたらす製品を生産、販売している」として、海面上昇及びその他の気候変動の影響を悪化させていることに金銭を支払うべきであると提訴し、これを受けた石油会社が訴訟の却下を求めていた件で、カリフォルニア州北部地区米連邦地方裁判所(U.S. District Court for the Northern District of California)のウィリアム・アルサップ判事(William Alsup)は6月25日、石油会社の訴えを認め、訴訟を却下した。同判事は、「温暖化の影響の責任の評価は、政治的問題であり、裁判所が判断すべきものではない」とした上で、「本命令は、地球温暖化の背後にある科学を許容する」と述べた。今回の決定は、気候変動活動家や同様の訴訟を模索していたその他の市に取り、大きな打撃であり、石油会社や訴訟に反対するその他の業界団体にとって勝利となった。

Science “U.S. judge tosses climate lawsuits by California cities, but says science is sound” (6/26/18)