2010年の米国競争法(America COMPETES Act)で、中小規模の製造事業者の革新的技術を支援するべく設置された「融資保証プログラム」について、政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)では評価を隔年のペースで行っている。今般GAOは、「革新的製造:商務省は融資保証プログラムを継続しているが将来のステップは不明(Innovative Manufacturing: Commerce Has Continued Efforts to Create a Loan Guarantee Program, but Future Steps Are Uncertain)」と題する報告書を発表した。報告書によれば、商務省(Department of Commerce)経済開発局(Economic Development Administration: EDA)は、前回のGAO報告(2016年)以来、「製造業における革新的技術のための連邦融資保証(Federal Loan Guarantees for Innovative Technologies in Manufacturing)」プログラムを実行するための追加策を講じ、GAOが提示した勧告を実践しているが、将来のステップは不明な状況であるという。GAOはその理由として、①プログラムに対する企業からの需要が欠けている、②規制上の優先事項の競合、③資金の縮小、を挙げている。