トランプ大統領は2月12日、議会へ総額4兆4,000億ドルとなる予算教書を提出した。国内プログラムの大幅な削減と軍事支出の大幅増、連邦赤字の膨大化が含まれた内容となっている。予算教書は、メディケアやフード・スタンプ(食料費補助)を削減し、連邦機関全体で細身の予算となっているにもかかわらず、来年の赤字は9,840億ドル増となる。トランプ大統領は、連邦赤字について「荒涼たる未来の先触れ」と描写しているにもかかわらず、政権の予算案では今後10年間で7兆ドルの赤字増となる。トランプ政権の計算は米国経済の楽観的な見通しに基づいて行わていることから、今後赤字がさらに拡大する可能性は大いにある。