食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)と国防総省(Department of Defense: DOD)は1月16日、軍で使用される医薬製品の開発と審査をスピードアップすることを目的としたプログラムを開始した。DODの優先案件には、致死量となる出血を防止するフリーズドライ・プラズマ(血漿)や冷却保存された血小板などが含まれる。先の国防承認法案では、FDAに許可されていない医薬品・機器の緊急使用をDODが承認できるようにする条項が含まれ、論争を招いた。議会は最終的には、新しい医薬品を承認する権限をFDAに残しつつ、DODがFDAに一部の製品審査の優先順位を上げるよう要請することを承認した。FDAは、DODの優先製品について、現在行われているブレイクスルー指定プログラム(指定を受けると一部の臨床試験要件などが緩和され市場化を早めることができる)と似たような形で審査していくと述べている。
Reuters “FDA to speed review of medical products for use by military” (1/16/18)