気候科学を巡る「レッドチーム、ブルーチーム議論」が保留に

環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)のスコット・プリュット長官(Scott Pruitt)は、主流の気候変動科学を批判する公開議論、いわゆる「レッドチーム、ブルーチーム議論」を実施すると主唱してきたが、これがトランプ政権内に分裂をもたらしている。先般、本議論の進め方についてホワイトハウス内で高レベルのスタッフによる会議が行われたが、情報筋によれば、ホワイトハウス内での会議の後、「レッドチーム、ブルーチーム議論」は保留扱いになったという。トランプ大統領は、主流の気候科学を批判する公開議論について、非公式な支持をプリュット長官へ表明していたが、そのアイデアは政権全体の一致した支持を得ていない。ある高官によれば、「プリュット長官は、レッドチーム、ブルーチーム議論を進めることを承認されていない。その前に解決すべき数多くの問題がある」と述べている。

E&E News “Climate science debate ‘on hold’ after White House meeting” (12/15/17)