エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)は、「2017年世界石油輸送チョークポイント(2017 World Oil Transit Chokepoints)」報告を公表した。チョークポイントとは、国際的に広く使われている海上石油輸送ルートの中にある狭い海峡で、その一部は極めて狭いことからそこを通航するタンカーのサイズに制限が設けられている。石油輸送量で見ると、ホルムズ海峡とマラッカ海峡が世界で最も戦略的なチョークポイントとなっている。アフリカ最南端にある喜望峰は、主要な石油貿易ルートであり、一部のチョークポイントの代替ルートである。また通航可能なタンカーのサイズで見た場合、ホルムズ海峡など一部のチョークポイントは、全てのサイズのタンカーに対応できるだけの深さと幅があるが、パナマ運河とスエズ運河を通航するタンカーはサイズに制限がある。
Energy Information Administration “Maritime chokepoints are critical to global energy security” (8/1/17)