連邦控訴裁、アンソロピック社のブラックリスト入りを支持

ディフェンスニュース(Defense News)は9月26日、ワシントンの連邦巡回控訴裁判所が人工知能(AI)開発企業のアンソロピック社(Anthropic)を安全保障上の供給網(サプライチェーン)リスクとして指定した国防総省(Department of Defense)の決定を支持する判決を下したと伝えた。同社は今年3月、同省による軍事契約からの除外措置を不当として差し止めを申し立てていたが、2対1の多数決により、その請求を退けられる形となった。自律型兵器や大規模監視への自社製品利用を拒否したことでブラックリスト入りしたことが背景にあり、AI安全性と人権を巡る見解の相違から報復措置を受けたと同社は主張している。数十億ドルの事業損失を受け、同社は今回の判決に対し敬意を表しつつも、不服を申し立てる意向を示した。なお、サンフランシスコ地裁では別の法律に基づく政府指定が無効と判断された経緯もあり、法的な議論が続いている。

Defense News “US appeals court upholds Pentagon’s blacklisting of Anthropic” (09/26/26)
https://www.defensenews.com/news/pentagon-congress/2026/09/25/us-appeals-court-upholds-pentagons-blacklisting-of-anthropic/