NSF、43の知識グラフを結ぶオープンデータ基盤を創設

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は9月25日、人工知能(AI)を活用した発見加速に向け、知識(ナレッジ)グラフ(知識概念を結んでその関係を可視化する技術)を接続して構築した国家規模のオープンデータ基盤「オープン・ナレッジ・ネットワーク(Open Knowledge Network: OKN)」の運用を開始した。健康、環境、司法、製造、安保など43分野のナレッジグラフと数百億件にわたるその関連情報を結びつけた相互運用可能なデータ共有エコシステムで、既に稼働を開始し、一般公開している。あらゆる知識グラフを網羅したクエリ機能を搭載した基盤で、例えば供給網データと製造データを連携させることで247社、7,000種類以上の半導体製品におけるサイバーセキュリティリスクをマップ化できるほか、汚染データと土壌生産性データ連携により、これまで別々に扱われていた環境と農業の問題を結びつけることが可能となるなど、NSFは分野の垣根を超えて課題に答える公共インフラとして、広く有効活用するよう促している。

NSF “NSF launches the Open Knowledge Network, a national open-data platform connecting more than 40 knowledge graphs to power the new wave of AI-enabled discovery” (09/25/26)
https://www.nsf.gov/tip/updates/nsf-launches-open-knowledge-network-national-open-data