中部大西洋岸及び北東部の9州で構成されるグループが4月28日に発表した「戦略的行動計画(Strategic Action Plan)」によれば、ニューイングランド独立系統運用機関(Independent System Operator: ISO)、ニューヨークISO、PJMインターコネクション(PJM Interconnection)の間で、後悔の少ない(low-regrets)地域間送配電プロジェクトを構築する可能性を探るため、情報の要請を行う計画である。「後悔の少ない」とは、短期的に見て経済性が高く、また、将来的に利益があることを指し、脱炭素化に向けて緊急に取るべき行動と一般に定義されている。同計画によると、後悔の少ない地域間送電プロジェクトは、2040年までに、PJMとニューヨークISOの間で4ギガワット(GW)、ニューヨークISOとニューイングランドISOの間で3GW、それぞれ拡張する必要があり、電力需要と脱炭素化の展開状況によっては更なる拡張が必要となる可能性があるという。9州の一つであるコネチカット州の高官は、「州が共同で追求できる有益な送電を特定することに焦点を当てている。現行の送電計画手法が見落としている、容易に実行でき、後悔のの少ないプロジェクトがある可能性は高い」と述べる。
Northeast States Collaborative on Interregional Transmission “Release of a Strategic Action Plan on State-Led Interregional Transmission Priorities” (04/28/25)
https://energyinstitute.jhu.edu/wp-content/uploads/2025/04/Strategic-Action-Plan-Final.pdf