米国への留学生数減少

トランプ政権はここ数週間で数百件の海外留学生のビザを取り消しており、大学への研究助成金削減(博士課程の学生の入学に影響する)とあわせ、海外の学生にとり、米国の魅力が失せていくことが懸念されている。しかし、トランプ政策の影響が表れ始めるよりも前に、過去1年間で既に海外留学生の数が減少していることを示す新たなデータ分析が発表された。ボストン大学(Boston College)のクリス・グラス教授(Chris R. Glass)が、学生・交換留学生情報システム(Student and Exchange Visitor Information System: SEVIS)のデータを分析したところ、2024年3月~2025年3月の間に、米国内の海外留学生数は11.33%減少したことが判明した。SEVISデータは、国土安全保障省(Department of Homeland Security)が管理しており、毎月更新されることから、ほぼリアルタイムで海外留学生のトレンドに関する情報が得られる。グラス氏の分析によれば、インド人の留学生数の急減(2024年3月~2025年3月にほぼ28%減少)が顕著であるという。

Association of American Universities “SEVIS Data Shows Declining Number of International Students in the United States” (04/11/25)
https://www.aau.edu/newsroom/leading-research-universities-report/sevis-data-shows-declining-number-international