UTILITY DIVEは3月10日、FERCの価格上限案が電力供給危機を悪化させると報じた。PJMインターコネクション(PJM Interconnection)は連邦エネルギー規制委員会(Federal Energy Regulatory Commission: FERC)に、年間容量取引価格上限を引き下げるために 、ペンシルバニア州など5 つの州と非公開で交渉した和解案を提出したが、UTILITY DIVEは、価格上限を引き下げて容量価格を人為的に下げても、PJMの電力供給問題の解決にはつながらないと指摘しており、むしろ投資を冷やし、停電リスクを高めると論じている。特に極端な気候下では健康と安全に影響が出るとし、2021年のテキサス州ウリ(Uli)のケースについて触れ、電力が最も必要な時期に中西部と中部大西洋岸の一部で停電が発生する危険性があるとしている。また電力需要の増加に対し供給が追いつかず将来的な価格上昇の可能性にも言及す、PJMは独立した市場形成者としての役割を果たすべきとし、短期的な政治的圧力に屈してはならないと提言している。
UTILITY DIVE “Proposed FERC price cap settlement will intensify looming electric capacity crisis” (03/10/25)
https://www.utilitydive.com/news/proposed-ferc-pjm-capacity-price-cap-settlement/741938/