国防イノベーションユニット(Defense Innovation Unit: DIU)は2月24日、2025年ミュンヘン安全保障会議の一環として開催された「防衛技術製造・イノベーションの未来(Future of Defence Tech Manufacturing & Innovation)」会議で、防衛技術の製造基盤の強化と供給網の回復力向上が不可欠と発表した。会議には軍事、産業、投資、商業技術分野から約200名が参加、製造と生産能力の経済性やスタートアップの役割拡大など様々な対話が行われた。その中で、DIUのグレン・マッカータン大佐(Glenn McCartan)は、製造能力なしでは優れたアイデアも実現できないと指摘し、特に欧州での製造基盤の拡充の必要性を強調した。会議では無人ドローンシステムの標準化されたソフトウェアコンポーネントの共同開発やウクライナ向け自律型攻撃ドローンの新工場建設など、具体的な協力案件も発表された。DIUは2016年以降11のパートナー国の企業と27件の試作契約を締結しておりグローバルな防衛イノベーション基盤の構築を進めている。