ランド研究所、5G技術を活用した同盟国防衛の新戦略を提言

ランド研究所(RAND)は2月19日、同盟国の防衛力を劇的に向上させるための5Gエコシステム技術を活用した新たな軍事防衛システム構築に関する新戦略を発表した。同研究所は、同盟国防衛の革新的な戦略が、数的優位にある敵の侵攻を阻止する鍵であるとし、迅速な警告と増援部隊が到着するまでの間に勝利を収めるための新たな運用概念を提案している。特に信号到達時間差(Time difference of arrival: TDOA)技術を用いた空中防衛レーダーの位置特定・標的化システムが、即応性と有効性面で優れていると指摘した。また、提案された防衛コンセプトの中核は、厳しい条件下で独立して活動できる小規模なチームで、これらは主に展開先の国の人員で構成するよう提案している。また、国防総省(Department of Defense)に対し、携帯電話基地局を利用したTDOAシステムの実験開始や、人的ネットワーク、カメラ、ドローンによる情報共有システムの実験実施も提言している。

RAND “Harnessing 5G-Era Innovations” (02/19/25)