HPCwireは2月18日、量子経済開発コンソーシアム(Quantum Economic Development Consortium: QED-C)が、米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology: NIST)との量子技術の鍵となる低温技術を強化する共同プログラムに約87万7,000ドルを投じると発表したと報じた。今回投資を受けるフォームファクター社(FormFactor)は2K(-271℃)環境下での高速チップテスト機能を強化し「HPD IQ2000」を完成させ、ノースロップ・グラマン社(Northrop Grumman)は多孔質壁中空ガラスマイクロスフェアを用いた3K級の冷却装置、クライオクーラーの部品開発に、クオンタム・オパス社(Quantum Opus)は低コストでコンパクトな2.5K冷却機で実用化に向けた開発を、トリトン・システム社(Triton Systems)は4K~10Kの温度帯を実現する第四段エキスパンダ(内部でガス膨張による仕事で温度を下げ、電力回収するターボ機械)を完成させ、改良型コリン(Collins)サイクルの開発につなげるという。
HPCwire “QED-C Announces Member Advancements in Cryogenics for Quantum Tech” (02/18/25)