インテル、TSMCに製造部門譲渡を検討

ニューヨーク・タイムズ紙(The New York Times)は2月14日、半導体大手インテル社(Intel)が台湾積体電路製造(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company: TSMC)への製造部門譲渡を検討していると報じた。トランプ政権の支援のもと、インテル社のフランク・イアリー暫定会長(Frank Yeary)はTSMC社と協議を進めており、同社の製造部門を設計部門から分離し、TSMCが過半数の株式を取得する計画という。買収の規模や投資額は不明であるが、オレゴン、アリゾナ、ニューメキシコ州の国内工場や、アイルランドやイスラエルの海外拠点が含まれる可能性があるという。同国唯一の先端ロジック半導体メーカーであるインテル社は近年、スマートフォンや人工知能(AI)チップの開発で後れを取り、業績が低迷しており、2024年の製造部門は134億ドルの営業損失を計上した。TSMCによる買収が実現すれば、1968年の創業以来、設計と製造を一貫して手がけてきた同社の歴史に終止符が打たれることになる。

The New York Times “With Trump’s Help, Intel Could Hand Control of Chip Plants to TSMC” (02/14/25)