エネルギー省(Department of Energy)傘下のエネルギー高等研究局(Advanced Research Projects Agency-Energy: ARPA-E)は1月10日、トウモロコシとソルガムの農業活動で使用される合成窒素肥料の削減を目的とした技術開発に取り組む9件のプロジェクトに3,800万ドルを発表した。トウモロコシとソルガムは米国のエタノール生産において重要な作物である。「合成窒素化合物が排出にもたらす影響を修正及び回避する技術(Technologies to Emend and Obviate Synthetic Nitrogen’s Toll on Emissions: TEOSYNTE)」プログラムは、農業関連の排出を削減し、米国農家の運用費用の削減につながる作物の品種改良や遺伝子工学、微生物技術を通じて革新的なソリューションを実践することで、こうした肥料を削減することを目指す。現在、トウモロコシ及びソルガムの農家はエネルギー集約型の合成窒素肥料を使用しており、これは農業関連の亜酸化窒素排出の大部分と、作物生産費用の相当部分を占めている。