政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は12月19日、「人工降雨技術:効果やその他の課題の評価(Cloud Seeding Technology: Assessing Effectiveness and Other Challenges)」と題する報告書を発表した。人工降雨(cloud seeding)は、ヨウ化銀などの微小粒子を雲へ蒔いて雨や雪を降らせる技術で80年以上にわたって使用されている。9つの州で人工降雨技術を使用している一方、10州は禁止または禁止を検討している。連邦政府による人工降雨への関与や支援は最小限である。GAOは、人工降雨の使用に伴う課題として、①効果に関するデータが入手不可または信頼性が低い、②雲の状況が予測不可能、③ヨウ化銀をより広範に使用する際の不確実な安全性、を挙げている。その上で、これらの課題の対処の一助または潜在的な恩恵を強化する一助として、5つの政策選択肢を提案している。