2016年の博士号取得者数は過去最多水準

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の米国科学工学統計センター(National Center for Science and Engineering Statistics: NCSES)が発表した報告によれば、2016年に米国の研究機関が授与した研究博士号は5万4,904件で、これは過去最多の前年(2015年)よりわずかに5件少ないだけであった。NCSESの報告は、連邦助成を受けて年間で研究学位の取得者数を調査している博士号取得調査(Survey of Earned Doctorates: SED)に基づいて作成された。SEDが1957年にデータ収集を開始して以来、科学工学(S&E)分野における研究博士号の授与数は、非S&E分野の数を上回り、その差は拡大し続けている。最新のファインディングとして、①2016年に授与された博士号で最も多いのは生命科学分野(ほぼ23%)で、次いで工学(17%)、心理学及び社会科学(16.5%)となっている、②学生が大学院に入学してから博士号を取得するまでの期間は過去20年間で全分野で短縮しているが、引き続きS&E分野よりも非S&E分野の方が博士号取得までの時間が長い、などが挙げられている。

National Science Foundation “Number of doctorates awarded by US institutions in 2016 close to all-time high” (4/3/18)