ユーティリティー・ダイブ(UTILITY DIVE)は5月29日、連邦議会がカリフォルニア州の厳格な自動車排出基準設定権限を無効にする決議を可決し、環境団体らが大気質と公衆衛生への悪影響を懸念していると報じた。具体的に、上院は5月22日、連邦環境保護庁の基準より厳しい排出基準を設定する同州の権限を無効にする3つの共同決議を可決した。2035年までに州内で販売される新車をすべてゼロエミッション車にすることを義務付ける同州の「アドバンスト・クリーン・カーII(Advanced Clean Car II)」規制を対象とするもので、ギャビン・ニューサム州知事(Gavin Newsom)は決議を阻止する訴訟を起こす意向を表明している。一方、業界団体の自動車イノベーション協会(Alliance for Automotive Innovation)や石油業界はこの決定を歓迎している。環境専門家らは公衆衛生悪化の可能性を警告し、環境団体のシエラクラブ(Sierra Club)も「州には大気浄化法(Clean Air Act)の下で住民を車両汚染から保護する法的権利がある」と主張している。
UTILITY DIVE “Congress votes to rescind California vehicle emissions waiver” (05/29/25)
https://www.utilitydive.com/news/california-vehicle-emissions-waiver-rescinded-clean-air-act/749398/