AXIOSは2月28日、AI安全性を、安全保障の問題として捉える米英両国の最近の動きを専門家が懸念を示していると報じた。米英両国は2月に行われたパリサミットで、AIの「オープン」で「包括的」な「倫理的」開発を強調する国際宣言への署名を見送った。また、英国はAI安全研究所(AI Safety Institute)を安全保障研究所(AI Security Institute)に改称している。このような中で専門家らは、AI安全性には外部からの脅威への対策だけでなく、AIモデルによる不正確な情報の提供や武器製造の指示などの危険なコンテンツの生成など、信頼性確保や倫理的問題への対応も含まれるべきとする。さらに、安全性の狭義解釈により、AIが偏った概念に基づき意思決定する可能性についても触れ、倫理的問題が軽視される恐れを指摘した。AIセキュリティ企業、ヒドゥンレイヤー社(HiddenLayer)のクリス・セスティト最高経営責任者(Chris Sestito)も、安全性と安全保障を厳密に区分することは逆効果と警告する。
AXIOS “Untangling safety from AI security is tough, experts say” (02/28/25)
https://www.axios.com/2025/02/28/ai-safety-rebrand-security-issues