米国アカデミー、暗号化を巡る議論に対処する政策策定者への枠組みを提案

暗号化技術を巡る論争は十年に及び、先般は連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation: FBI)がテロリストが所有しているスマートフォンの解読をアップル社(Apple)に要求するといった事態が発生するなど、本議論への注目が高まった。こうした中、米国アカデミー(National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine)が発表した新たな報告書「暗号化議論の解読:意思決定者のための枠組み(Decrypting the Encryption Debate: A Framework for Decision Makers)」は、暗号化された通信及びその他のデータの解読版へのアクセスを政府機関に提供することに関する提案を評価するための枠組みを提示している。報告書は、法規取り締まり、コンピュータ科学、人権擁護、法律、その他の専門分野から集められた幅広い指導者による18か月間の研究をまとめたもので、解読への政府アクセスに関する提案を作成または評価する際に考慮すべき8つの質問などが含まれている。

National Academies “New Report Proposes Framework for Policymakers to Address Debate Over Encryption” (2/15/18)