米国、気候変動基金から即時撤退 SDGsを否定

ユーティリティ・ダイブ(UTILITY DIVE)は3月13日、米国が国際連合(United Nations: UN)の持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)を否定し、気候変動損失・損害基金(Loss and Damage fund)から撤退したと報じた。国連総会で、米国代表は貧困撲滅や男女平等、気候変動対策などを含む「持続可能な開発のための2030アジェンダ(the UN’s 2030 Agenda)」と17のSDGsを米国の主権を脅かすものとして拒否し、非難すると表明した。気候変動の影響を受けやすい国々への支援を目的とした損失・損害基金の理事会からも即時辞任を決定したことに加え、「民主主義のための教育(Education for Democracy)」決議案にも反対票を投じた。トランプ大統領が就任初日に署名したパリ協定(Paris Agreement)からの離脱に続き、米国は2月に発展途上国の石炭から再生可能エネルギーへの移行支援を約束した気候連合からも離脱しており、米国の気候政策の大幅な転換を示すものとなっている。

UTILITY DIVE “US denounces UN’s sustainable development goals, quits climate damage fund” (03/13/25)
https://www.utilitydive.com/news/us-denounces-un-sustainable-development-goals-quits-climate-damage-fund/742405/