アメリカン・クリーン・パワー協会(American Clean Power Association: ACP)は9月22日、2026年第2四半期の国内蓄電池システム市場における設置容量が、前年同期比17%増となる過去最高の18.9 ギガワット時(GWh)に達したと発表した。ウッド・マッケンジー社(Wood Mackenzie)との共同レポートによると、長時間貯蔵システムの需要増やカリフォルニア州、テキサス州での大型事業が市場を牽引したとし、特に1システムあたりの平均稼働時間は従来の2.8時間から3.5時間へと拡大したという。住宅部門における導入も前年同期比3%増の676メガワット(MW)と堅調であった一方で、税額控除の廃止に端を発した購買意欲の低下、第3者への所有移行が困難であることを背景に、2026年度の住宅向け蓄電導入は4%縮小すると予想している。一方、データセンターによる電力需要増加に伴い、ガス火力よりも安価かつ迅速に提供できる蓄電池の需要は拡大傾向にあり、同協会は今後5年間で蓄電容量が50%以上拡大すると予測している。
ACP “U.S. Energy Storage Market Posts Record 18.9 GWh in Q2 as Longer-Duration Systems Drive Growth” (09/22/26)