独RWE社が196億ドル投資  9GWの新規発電設備建設へ

ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は3月12日、独電力大手RWE社(RWE AG)が米国に約196億ドルを投じ、需要ピーク時に稼働するガス火力発電所(ピーカー発電所)を含む計9ギガワット(GW)の電源開発を進めると報じた。2025年決算説明で、2031年までの世界投資計画が総額350億ユーロ(約400億ドル)に上るとし、うち約半分を米国に割り当てると発表した。エネルギー政策や関税などにおいて先行き不透明感があったため、これまで米国への投資判断を保留していたと説明したが、昨年夏以降は「明確さが戻った」ことに加え、減税・歳出法(One Big Beautiful Bill Act: OBBBA)が投資再開を後押ししたとの認識を示した。これにより米国での設備容量は現在の13GW(風力、太陽光、蓄電池を含む)から2031年に22GWへ拡大するとし、短時間で需給調整できるピーカー発電所を中核に据え、データセンターなどの需要に対応する。また新設する新型ガス火力発電所は、既存の系統接続を活用できる地点で計画しており、2030年代末までの稼働を見込んでいるという。

Utility Dive “Germany’s RWE plans nearly $20B US investment, including gas peakers” (03/12/26)
https://www.utilitydive.com/news/germanys-rwe-plans-20b-us-investment-including-gas-peakers/814533/