運輸省(Department of Transportation)の海事局(Maritime Administration: MARAD)は8月5日、テキサス州コーパスクリスティ港と小型モジュール炉(Small Modular Reactor: SMR)など先進技術の海事応用に関する協力覚書(Memorandum of Cooperation: MOC)を締結したと発表した。港湾マイクログリッド強化や次世代型船舶推進システムへのSMR統合の可能性を探る取り組みで、同省が5月に開始したSMR構想の一環となっている。コーパスクリスティ港は国内最大の石油輸出港であるとともに、液化天然ガス(LNG)輸出量も2022年以降81%増加しているなど国内主要エネルギー港であることから、同省はSMR導入により、異常気象や電力供給課題などあらゆる不測の事態に対応する海上供給網構築につなげるほか、造船業振興や燃料費削減を実現すると意欲を見せている。さらに、海事関連人材の育成も強化していく計画で、メキシコ湾岸地域全体への経済的効果も期待されている。
Department of Transportation “Trump’s Transportation Secretary Sean P. Duffy and Port of Corpus Christi Sign Agreement to Explore Nuclear Maritime Technologies” (08/19/26)
https://www.transportation.gov/briefing-room/trumps-transportation-secretary-sean-p-duffy-and-port-corpus-christi-sign-agreement