米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は8月19日、波動力学の原理を活用した計算技術開発に向け、2027年から2028年にかけて最大3,000万ドルを投資すると発表した。光、音響、量子デバイスなどを対象とした物理的原理や実証実験基盤の研究を支援していく計画で、NSF工学局(\Directorate for Engineering)の新興フロンティア研究イノベーション(Emerging Frontiers in Research and Innovation: EFRI)プログラムを通じ、2年間の探索的研究と4年間の領域横断的研究の双方に資金を提供する。同局は、基礎研究投資によるあらゆる産業への技術イノベーション促進効果について触れ、今回の波動ベースの計算技術と従来デジタル計算とのシームレスな統合実現に向けた投資により、人工知能(AI)や通信、高性能計算(High-performance computing: HPC)分野に大きな影響をもたらすと期待を寄せている。なお、2027年度の構想概要提出期限は11月19日で、詳細に関しては10月にウェビナー開催が予定されている。
NSF “NSF invests in foundational research on wave-based computing” (08/19/26)
https://www.nsf.gov/eng/updates/nsf-invests-foundational-research-wave-based-computing