新米国安全保障センター、AIと核の結合に関する新たな報告書

2月13日、新米国安全保障センター(Center for a New American Security: CNAS)は、「AIハルマゲドンの回避(Averting AI Armageddon)」と題する報告書を発表した。報告書では、中国がAIの急速な進歩の中で核兵器の数と技術をともに増強させ、世界の核秩序は米国とロシアの2極から中国を加えた3極に移行したことを強調している。報告書ではこの現象を「AI・核の結合(AI-nuclear nexus)」と名付け、核の指揮・統制・通信、戦略的安定性、AIを活用した通常システムと核リスクのカテゴリーに分けられると指摘している。そのうえで、政策立案者に、「AI・核の結合」に関する研究や外交イニシアティブへのAIの統合、核分野でのAI活用の安全規範の確立、人的監視を維持できる政策の策定などを求めている。

Center for a New American Security “The AI-Nuclear Nexus: New CNAS Report on Managing Artificial Intelligence and Nuclear Weapons amid U.S. Rivalry with China and Russia” (02/13/25)