モノのインターネット(Internet of things: IoT)や人工知能(AI)などの革新的技術は、利便性や効率性、経済成長を高める一方、複雑なネットワーキング環境や個人の詳細なデータを利用することから、プライバシーの保護がより困難になっている。こうした課題に対応する一助として、商務省(Department of Commerce)の米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology:NIST)は9月4日、組織のリスク管理を支援するため、任意のプライバシー枠組みを開発する協調的なプロジェクトを開始すると発表した。「NISTは、サイバーセキュリティ枠組み(Cybersecurity Framework)の広範な導入に成功しており、これをプライバシーリスク管理の補完的なガイダンスとして活用する計画である」と、ウォルター・コパンNIST長官(Walter G. Copan)は述べている。NISTは手始めに、関係機関からの意見を収集するため、10月16日にテキサス州オースチンで公開ワークショップを開催する。