クリーン・エア・タスクフォース(Clean Air Task Force: CATF)は5月22日、連邦議会上院が、公衆衛生保護において重要となる車両排ガス規制を可能にする環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)の免除措置を覆したと発表した。具体的に、上院は、議会審査法(Congressional Review Act: CRA)を用いて、カリフォルニア州などの州政府が、先進クリーントラック(Advanced Clean Trucks: ACT)、先進クリーン車II、大型低NOxオムニバス規則を独自に導入することを可能にした同庁免除措置を覆した。CATFが開発した分析ツール「汚れたディーゼルによる死亡(Deaths by Dirty Diesel)」によると、ACT規則の継続導入により、今後10年間で1,000人以上の命を救い、約120億ドルの健康関連損害を防げた可能性があったと試算し、CATFはディーゼルが公衆衛生に有害であることは周知の事実と主張した。ベロニカ・サルトマン弁護士(Veronica Saltzman)も同法のこのような利用は新たな悪例となり、コミュニティの有害な大気汚染を削減する取り組みを妨げると指摘する。
CATF “Spectrum IT Modernization: NTIA Should Fully Incorporate Cybersecurity and Interoperability Practices” (05/22/25)